NEWS 01 May 2017-TOPICS

月刊EXILE 2017.5月号 TAKAHIROさん,NESMITHさん対談

月刊EXILE 2017.5月号 TAKAHIROさん,NESMITHさん対談画像①
月刊EXILE 2017.5月号 TAKAHIROさん,NESMITHさん対談画像②
月刊EXILE 2017.5月号 TAKAHIROさん,NESMITHさん対談画像③

TAKAHIRO(以下TA):そもそも、啓司くんがこの『THE NINE WORLDS』プロジェクトを始めようと思ったキッカケは何だったの?

黒木啓司(以下啓司):30歳を迎えたときに、自分の将来を考え始めるようになって。やっぱり生涯EXILEのパフォーマーでいることは難しいし、そのタイミングが来たときのために、自分にしかできないことはなんだろうと考えたのがキッカケかな。

NESMITH(以下NE):それで、九州を盛り上げようと?

啓司:そう。“自分”というものが形成された宮崎に……、そして九州に、“いつか恩返しをしたい”という想いはずっとあったんだよね。それで、恩返しの意味も込めて、EXILEやEXILE THE SECONDの活動から学んで培ってきた“EXILEエンタテインメント” を、九州にも根付かせたいと思うようになって。

TA:それすごい。

啓司:それこそ今は、宮崎にもEXILE PROFESSI ONALGYM(EXPG)が開校したり、LDHの各アーティストも九州でライヴを開催しているけれど、でもまだエンタテインメントが届ききれていないと肌で感じることがある。やっぱり東京のように、エンタテインメントへの環境も整っているわけではないし、情報も遅かったりもするし……。だからこそ、九州に住んでいる人たちがもっとエンタテインメントを身近に感じられるような方法を見つけられたらなって思って。もちろん、この『THE NINE WORLDS』をスタートさせたからって、すぐにすべてが整うわけではないのは理解しているし、時間はかかるかもしれない。けれど、 自分にしかできないことで、九州全域にEXILE流のエンタテインメントを浸透させていきたいんだよね。それが大きな目標かな。

NE:確かに、情報が遅いとか浸透しきれていない部分があるのは、僕も感じることがあります。だから、すごくいい活動だと思いますね。『THE NINE WOR LDS』では、これからどんなことを展開していきたいんですか?

啓司:今考えているのは、地元密着型のイベントやフェスをどんどんやっていくこと。あとは、いつか飲食や人材発掘にも挑戦してみたいと思っていて。

TA:人材発掘!!すごいね。

啓司:九州ってほら、TAKAHIROくんを筆頭にイケメンや才能にあふれている子が多いから。

TA:まぁ、そうだよね。

NE:気持ちいいくらいの肯定(笑)。

啓司:(笑)。めちゃくちゃ“宝”が埋まっていると思うし。

TA:啓司くん、それを言うなら“原石”ね。

NE:(爆笑)。

啓司:(笑)。あ、そう、そう。原石(笑)。そういうダイヤモンドの原石や夢を持った子たちを見つけて、一緒にエンタテインメントを作っていくのが理想。

NE:なるほど、なるほど。素晴らしい夢ですね。先ほど “地元密着型のイベントやフェスを……”とおっしゃっていましたが、3月31日(金)、4月1日(土)、4月2日(日)に福岡の博多座で開催する『THE NINE WO RLDS presents 九楽舞博多座』がまさに、プロジェクトのキックオフ的なイベントになるんですよね?

啓司:そうだね。

TA:なんで“九楽舞”なの?

啓司:俺らはもともとクラブ出身だし、あとは九州の“九”、音楽の“楽”、舞踊(ダンス)の“舞”で“九楽舞” にしたの。言葉遊びというか。

TA:なるほど。

NE:出演者は啓司さんご自身で考えて、声がけされたんですか?

啓司:うん。実はTAKAHIROくんには、結構前に軽く話はしていたんだよね。むしろ、最初に話したかもしれない。

TA:啓司くんの構想を聞いた瞬間、若干食い気味で「出たい!」って言った(笑)。

啓司&NE:(笑)。

TA:そのときはまだ、時期も内容も明確になっていなかったんだけど、それでも“出たい!むしろ出して!!”って。だから今回の出演は、“出たがりが功を奏した”と いうか。

NE:(爆笑)。出たがりが功を奏す(笑)。何それ(笑)。

啓司:(笑)。『THE NINE WORLDS』を始動させて、配信番組、イベント……と段々とカタチになり始めると、ありがたいことにいろいろな方面から「一緒に何かやりましょう」という話をいただくようになった。それが本当にすごくうれしくて。いずれはTAKAHIROくんの地元である長崎や、ねっさんの地元・熊本でも、『THE NINE WORLDS』で何か仕掛けていきたいよね。

TA:ぜひ!!そのときは出るから!!

NE:(笑)。

啓司:ありがとう。ぜひ、お願いします。

NE:これが、“出たがりが功を奏す”ってことか(笑)。

TA:(笑)。やっぱり九州って、さっき啓司くんも話していたけど、環境が整っていない面もあるし、交通の便もまだまだ不便。だから、エンタテインメントが轟くまでに少し時間がかかる。でも熱い人たちが多いから、エンタテインメントを欲している人はたくさんいると思うんだよね。九州出身の啓司くんが、エンタテインメントに直接触れられるキッカケを九州の人に与えてくれると、必然的に自分たちの場数も増えるだろうし、素直にうれしい。プロデューサー兼プレイヤーである啓司くんを本当にリスペクトしているし、だからこそ俺らも一緒に『THE NINE WORLDS』を盛り上げていきたい。そうすることできっと、啓司くんの夢がまたひとつ大きくなって、大きくなればなるほど、俺も乗っかりやすく……

NE:途中まですごくいい話だったのに、なんかだんだん方向性が……(笑)

TA:これからも乗っかって、乗っかって……

啓司:(笑)。

TA:それで、甘い汁を一緒に吸わせてもらって。

NE:そこに着地するんですね(笑)。

TA:えぇ、そういう魂胆です。

啓司:(笑)。でもさ、EXILE THE SECONDのライヴで、THE NINE WORLDSの告知映像を流しているんだけど、TAKAHIROくんのアーティスト写真が映った瞬間、地鳴りのようなものすごい歓声が湧くんだよ。鳥肌立つもん。

NE:うん。本当にすごい。っていうかすさまじい。

TA:まぁ、やっぱそうだよね。

NE:(笑)。そこも否定しないんだ(笑)。

啓司:(笑)。TAKAHIROくんが、今年の活動一発目としてこのイベントに出演してくれるのは、俺にとってもものすごくありがたいこと。

TA:いやいや、こちらこそ。本当にありがとうございます。

啓司:そういえばTAKAHIROくんって、今年全国でファンクラブイベントをするんだよね?

TA:そう。開催場所は絶賛調整中なんだけど、もちろん九州にも行く予定。すべてのイベントが点と点で終わるのではなくて、『九楽舞博多座』の経験がEX Family会員限定イベントで活きるように『九楽舞博多座』に挑みたいな、と。それに、俺が九州に行く機会が増えれば増えるほど、間接的にかもしれないけれど、啓司くんの夢を広げていく機会も増やせると思う。仲間として、お互いの夢を一緒に盛り上げて、いい相乗効果を生み出せたらいいよね。

啓司:ありがとう。TAKAHIROくんにそう言ってもらえると、めちゃくちゃ頼もしいです。いずれは『THE NINE WORLDS』でも作品をリリースしていきたいし……。あと、東京オリンピックが終わったら、かなり日本が注目されるじゃない?だから、そのタイミングを絶対に逃したくない。アジア側からの日本の入り口って福岡だし、きっと東京オリンピック後に九州も もっと注目されると思うから。

TA:そうだね。

啓司:もちろん目の前のことを一生懸命取り組むことも大切だけれど、常に先を見据えて動いていかないと。今のうちからしっかり自分たちの手で『THE NINE WORLDS』エンタテインメントを根付かせておけば、もともと俺が掲げていた構想“ONE ASIA、NINE WORLDS”も成立するような気がしているんだ。

NE:“ONE ASIA、NINE WORLDS”?

啓司:うん。アジアと九州が結ばれるっていう構想。LDH ASIAも立ち上がったからうまく連携を取っていって、あらゆる点が線として結び付くように、10年くらいかけて地道に固めていこうと思っています。

NE:二代目 J Soul Brothers時代から啓司さんを近くで見ている自分としては、啓司さんって構想を具現化する力が本当にすごいですよね。それこそ今回のプロジェクトでも、少しでも時間が空いたら福岡に足を運んで打ち合わせをして、人脈もどんどん広げていっている。啓司さんからは、九州に対しての熱い想いがものすごく感じられます。そんな啓司さんの姿に背中を押されて、僕も地元・熊本や九州に対して、自分には何ができるかということを考えるようにな りました。だから今、『THE NINE WORLDS』に協力してもらえるような人やコミュニティ、プロジェクトなどを、自分でも集めるように努めています。今回の『博多座』に関しては、直接結びつけるまではいけなかったんですが、今後自分が熊本や九州で何か活動するときは、『THE NINE WORLDS』につながるような道筋を作っていけるよう頑張りたいですね。

啓司:ねっさん、期待してます(笑)。

NE:話は変わるんですが、午前中にイベントの全体会議がありましたよね。めちゃくちゃおもしろそうな、プレミアムなイベントになる予感がしたというか。

啓司:ね。細かいことはこれから詰めていくとして、皆さんにものすごく喜んでもらえるような内容だよね。

NE:そうですね。SECONDでいえば、ツアーと並行してやっているので、ツアーとはまったく違うステージで構成したいですよね。お客さんとの距離もとても近いですし、ツアーよりもメンバー一人ひとりのパーソナルな部分が見えるようなステージにできたらな、と。

TA:博多座という会場自体が、普段俺らが見せているエンタテインメントの種類とひと味違う。どちらかというと、歌舞伎や舞台といった、日本の伝統芸能を体感できる場所。俺も九州にいるときに歌舞伎を観に行ったことがあるんだよね。

啓司:そうなんだ。

TA:そう。だからなおさら、あのとき歌舞伎を観た博多座で、今度は自分がEXILEのエンタテインメントを発信するということにすごく新鮮さを感じる。正直、 想像がつかない部分もあるんだけれど。でもそれはネガティヴな意味ではなく、想像がつかないほどワクワクしているというか。今までLDHやEXILE TRIBE がさまざまな形で発信してきたエンタテインメントとは色が異なる、新しいジャンルのエンタテインメントが確立されるんだろうね。

NE:確かに。

TA:時代がそうさせてくれているのもあるのかもしれない。古き佳きものと、現代の新しいものが混在していい時代になってきているということを、今回のイベントを機に肌で感じて。それが俺にとって、まず大きな収穫のひとつかな。もしかしたら10年前だったら、こういう形のイベントを博多座は受けなかったかもしれないし。

啓司:そうかもしれないよね。

TA:そんな新しいジャンルのエンタテインメントを打ち出す要素になれるということは誇らしくもあり、気合いも入るよね。それに今回さ、『九楽舞博多座』でしか観られない、サプライズ感あるコラボレーションにも挑戦するから、そういったことがLDHやEXILE TRIBEの可能性を広げていくキッカケにもなると思う。

啓司:今後挑戦してみたいのは、それこそ歌舞伎役者の方々も巻き込んだイベント。何か俺らで新しいジャンルを作っていけたらなぁ。

TA:まぁ、今啓司くんが言った新ジャンルのお試しになれるかわからないけれど、今回の俺のソロセクションは、とりあえず白塗りでいこうかな、と。

一同:(爆笑)。

NE:この話の流れで、そこに着地するんだ(爆笑)。斬新すぎる(爆笑)。

啓司:伝統芸能と現代のエンタテインメントを見事に融合させた発想だね。

NE:やっぱり新ジャンルを確立するためにも、いろいろ事前に挑戦したり、イメージすることは大切ですしね。

TA:でもほら俺ってさ、肌弱いじゃん?

NE:そうだったっけ?(笑)

TA:肌荒れだけが心配だから、もし肌荒れしたら、最悪MV出演で。

啓司:最悪ね(笑)。

NE:出る出る詐欺(爆笑)。

啓司:でも、楽屋にはいるんでしょ?

TA:もちろん!むしろ会場入りは誰よりも早いと思うよ。それに、めっちゃ緊張していると思う。出ないんだけど。

一同:(爆笑)。

TA:さっき、告知映像のときにすごく盛り上がったっていう話を聞いて、皆さんにすごく期待してもらえているイベントなんだなって改めて実感して。

啓司:俺は逆に、世の中の人たちはやっぱりTAKAHIROくんを待っているんだなって実感したよ。

TA:まあ、そうでしょうね。

NE:このやり取り何回目(爆笑)。

啓司:(笑)。でもこれ冗談じゃなくて、本当のことで。やっぱり世の中の方はみんな、TAKAHIROくんに出てほしいって思っているんだよね。

TA:皆さんのその熱い期待に応えられるように、今からしっかりしたMVを作らないと……。ヤバい、時間がないな……。

NE:出たがりが功を奏したのか、してないのか(笑)。

啓司:でも、来てはくれるんでしょ(笑)?

TA:うん。めっちゃ筋トレしてる。

啓司&NE:(爆笑)。

NE:そこまでして、なんで出ないのかが俺にはわからない(爆笑)。

一同:(爆笑)。

TA:今のは冗談で(笑)。今まではどちらかというと、HIROさんがプロデューサーとしていろいろなエンタテインメントを作り上げてきてくれていた。でも、今回こうして啓司くんがプロデューサーとして立っているというのがすごく新鮮だし、同じ仲間としてものすごくうれしくて。打ち合わせもそうだけど、1から参加させてもらって、手作りでエンタテインメントを作っている感覚がすごく久しぶりだから、本当にワクワクするよね。いい意味で今までは、やっぱりHIROさんに頼りすぎていた部分が大きいから。しっかり俺のセクションを持たせてもらえるからこそ、今までとはひと味違った責任感も生まれているし、とにかく九州でやれるから、アットホームな気分でリラックスして臨めると思う。……って言いながら、当日は膝がガックガクだったりして(笑)。

一同:(爆笑)。

啓司:俺はやっぱり、SECONDのツアーをみんなで1から作り上げた経験が大きかった。今回のイベントへのヒントもたくさんあったし。みんなでスケジュールを合わせて、いつかこのイベントを東京や大阪に持っていきたいよね。

NE:これで全国ツアーができるかもしれない。

啓司:夢が広がるよね。

TA:とにかく頑張りましょう。

NE:今回の公演を終えたら、また夢が生まれると思う。まだまだ未知の可能性を持ったプロジェクトだから、これからの広がりがすごく楽しみですね。