NEWS 01 Feb 2017-TOPICS

月刊EXILE 2017.2月号 河野俊嗣さん対談

月刊EXILE 2017.2月号 河野俊嗣さん対談画像①
月刊EXILE 2017.2月号 河野俊嗣さん対談画像②
月刊EXILE 2017.2月号 河野俊嗣さん対談画像③

黒木啓司(以下黒):僕がまだ宮崎に居た時代は、エンタテインメントが近くにある印象が薄く、東京に行くことが海外に行くくらいの大きなことだった気がしています。その当時の想いが未だに僕の中に残っていて、“EXILEエンタテインメント”や音楽をダイレクトに伝えることを目的として、九州をエンタテインメントの力で盛り上げるプロジェクト“THE NINE WORLDS”を立ち上げさせていただきました。今、いろんな方とお会いさせていただいて、プロジェクト にご賛同、ご協力をいただいている最中で……、 2017年に宮崎で大きなフェスができないかなという考えもありまして……。

河野俊嗣(以下河):ぜひ!

黒:ありがとうございます!

河:当時、なかなかエンタテインメントが届いていないと感じられていた時に、宮崎では思ったことができないということで、東京に行かれたんですか?

黒:宮崎でダンスをやっていたので、EXILEのようなグループの一員になりたい、東京でひと旗上げたいと思って東京に出ました。宮崎にもEXILEPR OFESSIONAL GYMというLDHが運営するダンス&ヴォーカルのスクールがあるんですが、きっと九州にも夢を持っている子どもはたくさん居ると思うんです。東京よりももう少し近い場所で、夢を共有できる場所を作ることができたらいいなと思っています。

河:宮崎出身で、東京でも活躍されている啓司さんのような方がいると、子どもたちの刺激にもなりますよね。スポーツの分野では松田丈志選手も、オリンピックでメダルを獲られたりして、ぜひ県外に出てもそういう活躍をして、宮崎の子どもたちに夢を与えてほしいなと思いますね。

黒:この連載の中で、松田選手や井上康生さんとも対談をさせてただいて、皆さんもプロジェクトに対する想いに共感してくださって、お力を貸していただけるというお話をいただいているんです。2020年の東京オリンピックの頃には、もっと日本が注目されていると思いますし、海外からの旅行者数もまだまだ伸びていると聞きますし、福岡はアジアとの架け橋となる場所じゃないですか。そこを目指して、みんなで、九州や宮崎を一緒に盛り上げられたらなと考えていて、これからより頑張っていきたいな、と思っています。宮崎には、たくさん魅力があるじゃないですか。

河:「県外に出ると改めて良さがわかる」と皆さん良くおっしゃいますよね。

黒:ご飯も美味しいですし、気候も良いですし、パワーを感じられる場所があるというのは、誇れることですよね。

河:今言われた、宮崎の良さというのは、“日本のひなた宮崎県”ということで魅力をPRしているのですが、ひなたの暖かさ、自然の豊かさを存分に感じていただきつつ、美味しい食を味わっていただき、のんびりとした雰囲気の中で、パワーを充電するのがいいのかな、と。

黒:実は、宮崎を“マイアミ化”できないかな?と思ったりしているんですが……(笑)。

河:マイアミ!(笑)

黒:マイアミに行った時に、宮崎っぽさをすごく感じて。エンタテインメントや音楽が溢れているから、気候も似ているこの宮崎でも、そういうふうになっていかないかなと思っているんです。

河:ハワイやイタリアともよく言われますしね。本当に日照に恵まれて、暖かくてのんびりできて、元気をもらえる場所。

黒:僕自身、演技などもやらせていただいているんですが、もっともっと映画やドラマのロケ地として使われてもいいんじゃないかなとも思うんです。ご飯も美味しいですし。名産といえば、東国原さんが推されていたマンゴー『太陽のタマゴ』もありますし。僕らが宮崎にいた当時は、外食した時とかにも地鶏は絶対に食べていました。HIROさんも宮崎が好きで、昔は一緒に結構来たりもしていたんです。EXILEメンバーも大好きな場所だと言ってくれます。

河:宮崎の食の魅力は皆さんおっしゃっていただけますね。ちなみに、キャビアは召し上がりましたか?

黒:最近すごく注目されているのは知っていたんですが、まだ食べたことはないですね。

河:ちょうど4年前ぐらいから、キャビアを生産し始めたんですが、今日本一の生産量になっていて、私の名刺もこんな感じで……キャビア(黒)色です。 なかなか普段食べるものではないと思うのですが、 お祝いの席などにも使っていただいたり、節目節目で食べていただきたいと思っているんですよ。実は、この前の伊勢志摩サミットでも使っていただいたんです。

黒:すごいですね。

河:その伊勢志摩サミットでは、基本的に三重県の食材が使われたんですけど、キャビアと完熟マンゴーだけ宮崎のものを使っていただきました。ちなみに今、日本国内で卵から完全再生産できるのは宮崎だけなんです。そういう技術を密かに積み重ねてきたんですよ。

黒:すごいですね。僕も新聞で読んだことがあります。

河:新聞もチェックされるんですね。

黒:常に情報を追いかけられているわけではないですが、“宮崎”と書いていると読みたくなって。

河:東国原さんがマンゴーや地鶏など、あまり知られていなかったものを発信して認知されるようになりましたが、発信していくというのは難しいなと感じているんですよ。全国いろんな県を見てもなかなか情報発信には苦労しているな、というところはある気がしていて。そこは我々からすると啓司さんのような発信力のある方に居ていただけるとすごく嬉しいなと思います。

黒:僕も早く全国区になって、もっともっと発信できるようになれたらと思っています。でも、やはり宮崎に来て実際に宮崎の良さに触れてもらうことがいちばんいいですよね。食べてもらうこともそうですし、まずはこの土地を知ってもらうことが重要だな、と。

河:何日か滞在していただいてご飯を食べ、いろんなところを見ていただくと良さがわかるんですけど……。大きな テーマパークがあるとか、有名な神社や仏閣があるとか、そういうものがないので、最初に旅行を決めるときに「宮崎に行こう!」とならないといいますか、キッカケがなかなか難しいなと思うんですよね。

黒:そうなんですよね。そのキッカケ作りになればと思って、僕はフェスをやりたいなと考えているんですけど……。

河:“THE NINE WORLDS”プロジェクトはいつぐらいからやられているんですか?

黒:準備期間でもあったんですが、2015年にスタートさせました。僕は、EXILEというものに、夢をもらってこれまで活動してきたのですが、EXILEは夢を叶える場所でもあるので、子ども たちにもっと夢を与えるような人になりたいという想いもあり、将来、宮崎でもそういう人たちが増えたらいいなという考えで、将来を見据えながらこのプロジェクトを発足させました。

河:これまでの経験を生かして、次のステップへ向かう段階なんですね。

黒:はい、ネクストステージへ向けて。

河:スポーツの世界でもたとえば、松田丈志選手にしても井上康生監督にしても、スポーツ選手としてメダルを獲って、その後に後継者の育成や監督等を務められているわけですしね。啓司さんのEXILE での活躍が、宮崎の子どもたちに夢を与えていただくカタチであったわけですが、ネクストステージでもまたいろんなカタチでもっともっと夢を与えていただければと思います。

黒:僕が中学生だった頃を思い出すと、才能をもった人たちがたくさんいたなぁと自分の中で感じるんです。九州の人って才能に溢れている人が多いのかなと思っていて。そういう人材の発掘などをやりながら、本当にその子どもたちが、目標に向かって一生懸命であれば、その手助けをさせていただきたいとも考えています。

河:いろんな分野で才能や能力を持った子どもたちがたくさんいますが、活躍の場を求めて県外に出て行くことがあります。それはそれで県外で活躍してもらえたら嬉しいのですが、そういう子どもたちが活躍できる場所が宮崎や九州にもあるといいなと思いますし、大きなチャレンジをするための背中を押せる環境を提供してもらえたらありがたいなと思います。

黒:実は、LDHにLDH ASIAやLDH USAなどができて、世界で活動する機会が増えているのです が、それを同じような発想で、HIROさんにいつか “LDH九州”を作りたいとお話しさせてもらっていて、エンタテインメント、スポーツなどいろんな人たち と一緒に、九州を盛り上げることができればいいなと考えているんです。

河:九州って一体感がありますから。

黒:九州の人は、僕がこうやってお話しさせていただくと、賛同してくれる方が多いというか、やっぱりものすごく熱いものをもっているなと感じているので、 僕もどんな展開になっていくのか正直、とても楽しみです。

河:ふるさとを想う気持ちも皆さん強いですしね。啓司さんご自身も、東京で活躍されているわけですが、すごく宮崎に対する想いが強いんだなということを今回、改めて知ることができて、とても素晴らしいと思いました。 黒:ありがとうございます。僕にできることは精一杯やらせていただきたいと思っていますので、ぜひ一緒に、宮崎を盛り上げさせていただければと思います!