NEWS 01 Aug 2016-TOPICS

月刊EXILE 2016.8月号 清永浩文さん対談

月刊EXILE 2016.8月号 清永浩文さん対談画像①
月刊EXILE 2016.8月号 清永浩文さん対談画像②
月刊EXILE 2016.8月号 清永浩文さん対談画像③

黒木啓司(以下、黒):今日はお忙しいなか、ありがとうございます。清永さんには僕が立ち上げた “THE NINE WORLDS”プロジェクトのロゴ制作に携わっていただきましたし、立ち上げ前から相談に乗っていただいたり、アドバイスをいただいたりして、とてもお世話になっていて。

清永浩文(以下、清):啓司君とは一昨年あたりからちょくちょく顔を合わせていたけど、ちゃんと話したのは福岡公演のあとだったよね。啓司君が宮崎出身なのは知っていたけど、僕は大分出身なので、「実は小学校まで大分にいたんです」と聞いて、そこからグッと距離が近づいた感があった。

黒:自分の出身地である宮崎、そして九州にいつかは恩返しをしたいという想いがずっとあったんです。“九州をもっと活性化させて盛り上げたい”という想いに賛同していただける方たちと一緒に何かを始めたいんですということを、同じ九州出身の方で最初にお話ししたのが、実は清永さんだったんです。

清:啓司君からは会うたびにこのプロジェクトに関する話を聞いていたから、ロゴを依頼されたときも、ぜひ協力させてほしいと。

黒:清永さんもそうですけど、九州人は熱い人が多いので、協力してもらえませんかってお願いすると、即答でやろうよって言ってくださるんです。

————もともと啓司さんがSOPH.の代表である清永浩文さんに、ロゴをお願いした理由は?

黒:僕はファッションが好きなので、以前からSOPH.のことは知っていましたし、日本はもちろんですけど、アジアに強いブランド、世界的に知られているブランドであるSOPH.の清永さんがプロジェクトに賛同してくださって一緒に盛り上げてくださったら、このプロジェクトのフィールドが広がっていくんじゃないかという想いがありました。でも、それ以上に清永さんの人柄、情熱に惹かれたといいますか。

清:いやいや、僕はただ啓司君の構想や妄想をいつも聞いているだけですから(笑)。何歳になっても夢がいっぱいあるって素晴らしいことだと思うし、 自分の夢や妄想を実現させるための啓司君の行動力と努力は本当にすごいなっていつも思っています。

————話は遡りますが、おふたりはどんな想いで九州から上京されたんですか?

清:僕は今年49歳になりますが、僕らの時代は九州から東京に出ていくというのは、それこそ生半可な気持ちでは行けないというか。それこそひと旗揚げないと地元には帰れないという感じだったので、なかなか勇気がいりましたね。

黒:東京に行ったものの夢破れて帰ってくる人も多いと聞いていましたし、先輩からはどうせ夢は叶わないから東京に行くのはやめたほうがいいと言われたこともありました。それでも自分は上京を決めたので、僕も清永さんのようにひと旗揚げないと帰れないという気持ちでした ね。上京した時は3000円しか持ってなかったから、すぐにバイトを始めました。

清:僕もいちばん最初は風呂なしのアパートだった。今の時代はスマホやPCで人と人とのつながりが生まれるけど、当時は場所に自分から出向いて行かないと人と出会えなかったから、全然お金はなかったけど、いろんな店に足を運んで、そこで出会った人たちと人脈を作っていってたんです。毎晩のように“飲みニケーション”していたから、東京に授業料を払っているような感じでしたね(笑)。啓司君は今何歳だっけ?

黒:36歳になります。

清:たぶん、啓司君のなかに地元に恩返しをしたいという想いが膨らんできたのは、年齢的なところも大きいかもしれない。僕は30歳のときにブランドを立ち上げたんだけど、今の自分があるのは大分の街があるからだし、大分に貢献したいという想いから、サッカーが好きなので“大分トリニータ”のスポンサーを17年続けてきた。だから、啓司君が40代を前にして、地元や九州を盛り上げたいという気持ちになったのはすごくわかるんです。僕は35歳からの5年間ってとても大事だと思っていて。この5年間にいかに走れるかで、40代の自分が大きく変化しますね。

黒:僕もそれはすごく感じています。

清:野球にたとえると、30代のうちはまだ剛速球を投げられるけど、40代は打たせて取るっていうのも必要になってくる。若いころは剛速球しか投げずに三振を取りにいってたけど、40代で若いころと同じようにそれを続けていると必ず肩を壊す。40代の打たせて取るのも勝ちは勝ちなんだよね。

黒:今の日本のファッションブームを作られた先駆者のひとりでいらっしゃる清永さんのお話は本当に勉強になりますし、まだまだお聞きしたいことがたくさんあります。僕のなかでは音楽とダンスとファッションは結びついているものなので、“THE NINE WORLDS”を長く続けていくためにも、それぞれをしっかり勉強していかないと。最近よく思うのは、引き寄せの法則といいますか。自分が心から強く想っていたら必然になっていくんだな、と。僕がEXILEになりたいと思ってからEXILEになるまでに10年くらいかかっているんですけど、時間がかかっても叶えることができたので、今回も強く願っていれば、いつか必ず叶うと信じています。

清:啓司君自身がEXILEで培ってきたエンタテインメントを、いろんな分野とマッチさせていくことで、今まで見たことのない景色を観ることができる。僕も啓司君やたくさんの人たちと一緒にその景色を見たいですね。 黒:まだまだ走り始めたばかりのプロジェクトですが、 これからひとつずつ時間をかけて夢を形にできればと思っています。