NEWS 01 Nov 2019-TOPICS

月刊EXILE 2019.11月号 森君夫さん対談

月刊EXILE 2019.11月号 森君夫さん対談画像①
月刊EXILE 2019.11月号 森君夫さん対談画像②

黒木啓司(以下黒木):KBCさんが毎年やられている「水と緑のキャンペーン」の特別番組『水と緑の物語』への出演をきっかけに、森さんと飲みに行かせていただいて。

森 君夫(以下森):その時に、実にまっすぐで熱い気持ちを持った青年だなと思ったんです。

黒木:KBCさんは九州に根ざした放送局として、もう65年もやられているんですよね。

森:ラジオから始まり、地元の方や福岡・九州出身の方たちを応援する伝統が染み付いていて、平成元年に情報バラエティ番組「ドォーモ」がスタートしました。この番組は鹿児島を含め九州全土で放送され、KBCが九州に広がっていくきっかけとなりました。若い人たちが福岡に集まってくるような文化をリードした番組ですので、テレビやラジオを含めて、地元の若者を応援する文化や風土がうちの局にはあるかなと思います。

黒木:KBCさんの番組に出させていただく度に、地元を大切にされている“想い”を感じていました。自分自身もTHE NINE WORLDSというプロジェクトを立ち上げて、九州で新しいエンタテインメントを生み出したいという気持ちがあったので、森さんとお話しをさせていただいて、何かご一緒できないかと思うようになりました。

森:EXILEも同じだと思うんですけど、「ドォーモ」も30年間やっていると、新陳代謝が必要な場面が出てくる。歴史を大切にしながらも、グループも番組も活性化するために、次の世代をどんどん捉えていかないといけないと思うので、「ドォーモ」は若年層の女性にターゲットを絞った企画などを打ち出していくことにしたんです。

黒木:僕も来年40歳を迎えるので、次の未来を考える時期にも差し掛かってきています。EXILEとして10年培ってきたエンタテインメントや、LDHの歴史を継承していくスタイルを大切にしながら、THE NINE WORLDSとして九州に特化したシステムを構築していきたいと考えています。

森:九州や福岡は、今とても注目されていて、非常に魅力的な都市だということが知れ渡ってきていますからね。

黒木:今、九州は本当に熱いですし、人も集まって盛り上がっているからこそ新しいエンタテインメントを生み出せるチャンスなのかなとも思っていて。例えば、人材発掘をして子どもたちが活躍できる場所を提供したり、役者、パフォーマー、ヴォーカリスト、アナウンサーなど、九州から東京やアジアで戦える戦力を育てたいと思っています。

森:福岡はアジアのゲートウェイといわれていて、アジアから訪れる人たちも増えています。そういった意味でも、アジアの人材を見つけたり、海外への展開などもしやすい場所なのかなと思います。

黒木:今の時代だからこそ、九州の魅力を伝える方法はたくさんありますし、例えばテレビと連動してYouTubeを活用するのもひとつの手立てだと思いますし。こっちに来る度に飛行機の中から福岡の街を見ながら、ここでどうやって東京に勝つエンタテインメントを仕掛けられるのかなと、いつも考えているんです。

森:地上波だけだと、なかなか全世界への発信は難しいので、福岡や九州の良さを知らせるツールとして、すごく良いですよね。福岡と大阪の距離って、福岡とソウルと同じ、福岡と東京は福岡と上海、福岡と北海道は福岡と台北と同じだといわれていて、福岡はアジアの主要都市と近いんですよね。アジアからファンの人たちも来やすい場所ですし、日本だけではない広げ方ができる場所。そういう意味では東京に勝てる場所としては最有力かもしれないですよね。海や山も近く、空港も近いという街の特性もありますし。

黒木:もともと“ONE ASIA NINE WORLDS”というコンセプトでスタートしたプロジェクトなので、九州・アジアを中心に、世界で戦える人材を育てていきたいです。そのためには、KBCさんと一緒に世の中にアプローチしていけたら嬉しいです。

森:是非!東京のクリエイターが移住してきたり、福岡を注目している人が増えていますし、タレントさんたちも福岡でレギュラーを持つ人が多くなっています。福岡の良さに気づき始めている人が多いからこそ、九州に特化したエンタテインメントプロジェクトを始動させるにはいい機会ですよね。人の良さと食べ物の良さ、福岡・九州にはすごく魅力が詰まっていますから。