NEWS 01 Jul 2019-TOPICS

月刊EXILE 2019.7月号 宮原秀雄さん対談

月刊EXILE 2019.7月号 宮原秀雄さん対談画像①
月刊EXILE 2019.7月号 宮原秀雄さん対談画像②
月刊EXILE 2019.7月号 宮原秀雄さん対談画像③

黒木啓司(以下啓司):エンタテインメントで九州を盛り上げたいと“THE NINE WORLDS”というプロジェクトを立ち上げ、今は九州でのイベントを中心に活動していますが、今後は自分でもいろんなことを仕掛けていきたいと思っていて。宮原さんは、この宮崎でAOSHIMA BEACH PARKや先日発表されたAOSHIMA BEACH VILLAGEなども手がけていらっしゃるじゃないですか。どういった形で THE NINE WORLDSを根付かせていけばいいかというヒントをもらいたいな、と。

宮原秀雄(以下宮原):啓司さんのリアルな部分が出るといいと思うんです。僕は、宮崎生まれでも宮崎育ちでもないですが、サーフィンが大好きで宮崎が大好き。だから、家族で宮崎にも移住したんですけど、AOSHIMA BEACH PARKや一ツ葉にあるTHE BEACH BURGER HOUSEのプロデュースをする仕事に繋がったと思うんです。啓司さんも、『九州が好きなんだな』というイメージとともに、“啓司さんといえばコレ!”というものを打ち出せるようになるといいのかな。

啓司:プロジェクトをスタートさせて約3年、“九州を盛り上げていきたい”という想いを伝える機会はたくさんいただいたので、そろそろ形になる何かを作りたいと思っているんですけど……。

宮原:僕は宮崎が大好きなので、宮崎生まれの啓司さんには宮崎を起点に何かやってほしいなとは思いますけど、ビジネス的なミッションも出てくると思いますし、選択肢も多い分迷いますよね。年齢的にも。先日、LDHさんにお邪魔したときに、“食”のお話で盛り上がったので、“食”のイベントを手掛けたりするのもいいと思いますけどね。僕は、職人さんにすごく興味があるので、食材にこだわっているお店から生産者の方を紹介してもらって、実際に訪ねていったりすることもあります。

啓司:お店や生産者の方たちはどうやって知るんですか?

宮原:人との繋がりかな。人が好きで、いろんな人とコミュニケーションを取っているので、その中で興味が湧くと実際に行って体験してみる。『CANVAS』という雑誌を夫婦でやっていたりもするので、人との出会いや何かを知る機会は多いかもしれないですね。実際に、そういうコミュニティの場所を自分で作りたかったというのもあって、AOSHIMA BEACH PARKを手掛けたんです。

啓司:そういう形になっているものがあると、説得力が増しますよね。

宮原:単純に元博報堂の人やキャンバスの代表というよりも、“BEACH PARKやってる人でしょ”“BEACH VILLAGEやる人でしょ”というように、イメージが広がってどんどん話も転がっていくのは事実ですね。

啓司:僕自身、飲食関係の知り合いはたくさんいるんですけど、何かひとつ形にしないと広がっていかないということは痛感していて。

宮原:形があるとわかりやすいですよね。

啓司:はい。やっと3年くらいかけて、九州での活動を認めてもらえてきたので、エンタテインメントの面でもしっかりと仕掛けていきたいと思っています。やっぱりダンスが好きで音楽が好きなので、自分が勝負できる得意分野はこれだと思っています。人材発掘・育成を九州でやってLDH九州を作りたいんです。

宮原:なるほど。そこに啓司さん好みのカラーをふんだんに感じられるといいですよね。

啓司:だからまずは福岡に拠点を作って、月の半分くらいは福岡に居るようなスタイルにしたいと思っているんです。

宮原:エンタテインメントの中で何を軸にするのかというのは大事ですよね。リアリティがあるものがいいと思うんです。僕には子どもがいるので、体を動かして楽しんでいる子どもの成長を見ることができたら、パパとしてはすごく嬉しいし、もし子どもを持つ人が教室を手がけていたら安心して預けられる。ミニマムな世界から、説得力のあることを積み重ねることが大切なのかな、と。人材発掘・育成というと漠然としているけど、ご自身の領域とやりたいことが重なったり、好きなんだなと思わせられることができて、ちゃんと形が見えるといいのかなと思います。

啓司:なるほど。お話の中に、たくさんヒントがありましたね。

宮原:常にリアルなライフと訴求するライフスタイルが一致していないと嘘になる。啓司さん自身が好きなことと、仕掛けたいことが一緒になっていることが大切なのかなと思っています。だから最初にやるのはミニマムでいい。スタートを間違えないで欲しくて、啓司さんのことを本当に知っている人たちが“あいつらしいな”と言うようなことを仕掛けたほうがいいと思うんです。

啓司:そうですよね。

宮原:年齢的にも未来を考える歳だと思いますし、ビジネス的な側面も気にしなくてはいけない立場だから大変だとは思うんですけどね。僕はわりと自分の失敗談とか泥臭さを必ず吐露するようにしていて、かっこつけているばかりじゃなく、かっこ悪いところが見えると途端に親近感が湧くことってあるじゃないですか。そういう人間臭さを個人的には大切にしているんですけど、そういう面を見せるとまた違った仲間ができてくるし、新しい考え方も生まれてくると思うんです。

啓司:いい話をたくさんありがとうございます!ちなみに、今撮影させてもらっているAOSHIMA BEACH PARK の向こう側に、2020年にAOSHIMA BEACH VILLAGEがプレオープンするんですよね?

宮原:そうなんです。青島は青島神社もあって、すごく気がいいので人が集まるんです。でも、そもそも宮崎に宿泊施設が少ないことが課題としてあって、官民連携して青島ビーチに“村”を作ることになりました。レストラン&バー、プールやBBQエリアができて、2021年にサウナ&スパやヴィラ、コワーキングスペースが設けられる予定なんです。

啓司:2014年にも青島に撮影で来たことがあるんですが、本当にいい場所ですよね。

宮原:僕は、サーフィンが好きで海が好きなので、海辺に人が集まる場所を作りたくて。自分たちが楽しんでやることが大事。 そういうのって伝わりますからね。青島神社の宮司さんもすごく理解のある方で、食のイベント(2017年に開催された“DINING OUT MIYAZAKI with LEXUS”)なんかも青島神社の敷地内で開催されていたりもして。スタッフとして参加しましたけど、これは本当に幸せなダイニングでしたよ。

啓司:色々とやられているんですね。

宮原:自然を生かしながらできるのは、宮崎ならではですよね。

啓司:でもBEACH PARKやBEACH VILLAGEも自然を生かしてやるとなると、季節の関係で人が来ない時期もあったりするわけですよね?

宮原:確かにそうなんですが、冬の時期に“人を集客するためにこうしなきゃ!”みたいなことは、考えてはないんですよ。“自分たちの居心地がいい空間を作る”ことが中心にあるので。実際にBEACH VILLAGEは“アラタナ”という会社の社長(濱渦伸次氏)が発起人となってスタートしたプロジェクトで、彼も宮崎出身で宮崎に本社を構えていますが、“「宮崎を変えたい!」というような大それたことではなく、みんなが「宮崎、なんかいいよね」と思ってもらえる場所を作りたい”と言っていて。青島という場所にはもともとポテンシャルがありますし、自分たちの居心地がいいと思う場所には人が自然と集まってくると思っています。

啓司:自分の未来のヒントとなるいいお話を聞いて、すごくエネルギーが湧いているんですが、宮崎・青島の未来もすごく楽しみですね!

宮原:宮崎でぜひ面白いことを一緒に仕掛けていきましょう!

啓司:今日は本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!