NEWS 01 Dec 2018-TOPICS

月刊EXILE 2018.12月号 佐藤樹一郎さん、津髙守さん対談

月刊EXILE 2018.12月号 佐藤樹一郎さん、津髙守さん対談画像①
月刊EXILE 2018.12月号 佐藤樹一郎さん、津髙守さん対談画像②
月刊EXILE 2018.12月号 佐藤樹一郎さん、津髙守さん対談画像③

黒木啓司(以下黒木):LDHが『月刊EXILE』という月刊誌を発刊しているのですが、その中でプロジェクト名と同じく“THE NINE WORLDS”と題して九州をエンタテインメントで盛り上げる連載を持っています。今回、11月16日に開催されるイルミネーション“おおいた光のファンタジー2018〜星空のマリアージュ〜”の点灯式に参加させていただくので、佐藤市長とJR大分シティ津髙社長とお話しさせていただきたいと思い、この機会を設けさせていただきました。

佐藤樹一郎 大分市長(以下佐藤市長):ありがとうございます。大分のPRにもなるので、大変ありがたいです。

黒木:こちらこそお忙しい中で時間を作っていただいて、ありがとうございます。僕は、宮崎出身なのですが、生まれてからすぐに大分に引っ越しました。小学校の6年間、戸次で育ったので第一の故郷というか、訛りも宮崎より大分弁が出ちゃうんです。

佐藤市長:そうなんですね。

津髙 守社長(以下津髙社長):でもさすがに「よだきいなぁ」(めんどくさいなぁ、疲れたなぁの意)とかはおっしゃらないですよね?

黒木:いや(笑)。

佐藤市長:宮崎も「あれ、よだきい」とか言うんですよね。共通の方言もあるので、「よだきい」は使いますよね?

黒木:はい。でもイントネーションが難しいんです、宮崎弁は。

津髙社長:割とのんびりした印象がありますね。

黒木:地元に来ないとなかなか宮崎弁も、大分弁も出ないですけど(笑)。でも九州には来る機会も多く、各地の番組に出させていただいたり、イベントに参加したり、地元貢献ではないですが、少しでも九州が盛り上がればと思って活動をさせていただいています。

津髙社長:とても立派な取り組みをされていると思います。

黒木:15年くらい前の東京はすごく盛り上がっていたんですけど、その時と同じくらい今、九州がすごく盛り上がっていると僕は感じていて。福岡はアジアの入り口として、たくさんの観光客を呼び込んでいますし、温泉街もある大分や熊本、鹿児島なども盛り上がっていますよね。クリエイターの方たちも九州に多く移り住んだりもしていて、そんな中エンタテインメントで盛り上げられればいいなという思いでこのプロジェクトや連載をやらせていただいています。

佐藤市長:2010年に大分銀行ドームでEXILEのコンサートをやっていただいたことがあるのですが、普段では考えられないくらいの人数が集まり渋滞したので、交通の面などで反省点も残りました。「またやってほしい」という声も大きいのですが……。来年はラグビーワールドカップも5試合あるので、ぜひ、JRさんにもご協力いただいて、上手な輸送計画を作れればと思います。

津髙社長:駅まではきっちりとお送りさせていただきます。そこからの二次交通は皆さんと相談しながら。

佐藤市長:そうですね。

津髙社長:非常に大事な部分だと思います。本当にどこでコンサートをされても全国からファンの方たちは集まっていらっしゃいますし、地域をアピールする非常にいい機会を与えてもらえますので、皆さんの活動・活躍を我々も注目しているところでもあります。

黒木:ありがとうございます。3月に大分の駅前でトークショーをやらせていただき、大分駅前がすごく発展しているなというのを感じました。

佐藤市長:高架ができて、JRの皆さんの街づくりに大分市も一緒になって取り組みましたので「随分変わりましたね」って言っていただけることが多くなり、非常に嬉しいです。

津髙社長:40年以上前から話が持ち上がっていて、やっと完成したのが6年前のことです。主体はやはり大分県さんであり、大分市さんです。大きな労力と費用をかけて基盤の整備をされ、その基盤の上にJRが駅ビルを作らせていただきました。地方都市ですから、郊外に人が出て行ったりもしたんですけど、幸いにも地域の人たちは街に来てくれるようになって、アートやクリエイティビティが発展し、非常に面白い街として、大分市を捉えていただけるようになってきたと思っています。

佐藤市長:イルミネーションのイベントも、冬の大切な風物詩となっていますからね。

津髙社長:夏は七夕まつりなどの大きなお祭りが大分にもあるんですけど、冬の風物詩を作ろうということで、弊社の“アミュプラザおおいた”がオープンした年から、地元の商店街の皆さん、大分市、JR大分シティが一緒になって作ったイベントです。今年で4年目ですが、黒木さんにお手伝いいただけるので、非常に期待しております。ありがとうございます。

黒木:こちらこそありがとうございます。THE NINE WORLDSに “avemocos”というピンク色のキャラクターがいるのですが、みんなに好んでもらえる存在として今、いろんなイベントに参加させていただいていて。そのavemocosのピンクをイルミネーションに活かせたらな、と。

佐藤市長:いいですね、可愛らしいですね。

黒木:市民の方たちと一緒になってイルミネーションを作れないかと考えて、携帯電話のライトにフィルムを貼って、照らしてもらいながら、ライヴ形式といいますか、参加型でイベントを盛り上げられたらと思っています。あと、地元の戸次小学校の子どもたちに avemocosを描いてもらって広場のデジタルサイネージに掲示したり、ブラスバンドの人たちに来ていただいたり、いろんな角度でエンタテインメント性を盛り込めたらと思っています。

佐藤市長:地元の子どもたちと一緒にやっていただけるのは、すごくありがたいですね。今、この取材をしている場所は、アートプラザといって、市役所の近くなのですが、世界的に有名な建築家でである磯崎新氏が設計しました。黒木さんがこちらに住んでいた小学生の頃は、この辺にいらしたことはありますか?

黒木:そうですね、百貨店のトキハにはよく行ってました。

津髙社長:大分にもたくさんの功績を残した人たちがいるんですけど、熊本や鹿児島、長崎のように歴史的に有名な人が少ないですからね。でも今、戦国時代にキリシタン大名として名を馳せた大友宗麟の功績を学校で教えているところもあるそうです。そういう歴史にもスポットライトが当たると地元の人たちの誇りにもなりますし、いろんな人が大分を訪れてくれるいい機会にもなるんじゃないかなと思っているんですけど。

黒木:ただ、宮崎もそうなんですけど新幹線が通ってないので、交通の面では観光客の方が不便を感じることもありそうですよね。

佐藤市長:おっしゃる通りです。私も鹿児島に出張に行くときなんかは、一度福岡に行ってから新幹線に乗りますので、南に行きたいのに北に行かなければならないのは、少し悲しいなと思います(苦笑)。ただ、高速道路が開通して、宮崎ナンバーの車を見かけることも多くなりましたし、行き来がかなり早くなりました。あとは、九州と四国を繋ぐ
ことも目指しています。

津髙社長:豊予海峡ですね。

佐藤市長:大分の関崎と愛媛の佐田岬が一番短く14キロなんですが、昔からトンネル
や橋で繋ぐ構想はあるんですけど、まだ実現できていないので。

黒木:14キロしかないんですね。

佐藤市長:そうなんです。そこを繋ぐと新幹線で大分駅と松山駅まで大体30〜40分くらいで行けます。大阪までは約2時間。そうすると、大阪と東京はリニアモーターカーで1時間で結ばれる予定なので、大分と東京が3時間で繋がります。

黒木:それはすごいですね。実現性はありそうですか?

佐藤市長:四国も四国新幹線をなんとか実現させようと取り組んでいますし、大分でも費用面を含めて様々な調査を進めています。

津髙社長:未来のことも考えながら、地道に努力を続けています。次の世代にもいいものを残していかないといけないですからね。

佐藤市長:そうなんです。九州全体と四国全体の観光の交流にも繋がりますし。

黒木:そうですね。観光するところもたくさんありますし、九州って美味しいものがたくさんあるじゃないですか。僕も食が好きで、音楽と食をミックスさせたイベントをどんどん作っていきたいなと思っていて、EXILEで培ったエンタテインメントを地元の方と一緒に何か作り上げられたらなと思っています。

津髙社長:大分は誇るべき食がたくさんありますね。

佐藤市長:「関あじ・関さば」というブランド価値の高いお魚もありますし、「豊後牛」や「ふぐ」もあります。

津髙社長:中津のハモなんかも有名になってきていますね。

佐藤市長:あとは「大葉」とか「みつば」とか「にら」とか葉物の産地になっています。にらレバのレバーを豚にした「にら豚」を特産品として広めています。また、「りゅうきゅう」というのは聞いたことがありますか?

黒木:すごく美味しいですよね、りゅうきゅう丼。

佐藤市長:大分にもたくさんの美味しいものがありますので、コラボレーションなども企画しながら発信していければと思っています。「豊後料理」というような形でブランドとして作り上げていきたいです。

黒木:ぜひ、ご一緒させてください。

佐藤市長:食とアートには今後も力を入れていきたいと思っています。

津髙社長:また、2019年にはラグビーW杯も開催されますし、いろんな国の人たちが訪れると思うので、非常にみんな期待しています。

佐藤市長:世界のトップクラスの強豪たちが大分に来て、試合をしますので。

黒木:盛り上がりそうですね。

佐藤市長:準々決勝以上の試合をするのは大分と横浜と東京です。世界中からラグビーファンがお見えになるので、来年の10月を楽しみにしています。EXILEさんにもまたライヴをしに来ていただきたいですしね。

黒木:ぜひ。

佐藤市長:「Rising Sun」や「EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するため〜」が本当に好きで、よく聴いています。

黒木:ありがとうございます。「Rising Sun」は“日本を元気に!”というテーマで東日本大震災の時に発表した曲です。九州も様々な災害に見舞われたりもしていますし、実際に“Rising Sun Project” で九州各地の学校にお邪魔して、子どもと一緒にダンスを踊ったりもしています。

佐藤市長:元気が出る素晴らしいパフォーマンスを子どもたちに披露してくださっているんですね。ありがとうございます。ぜひまた大分でも!

黒木:はい、ありがとうございます。

津髙社長:様々な活動に期待しています。 黒木:いろんな形でご一緒できたらと思います。まずは、11月16日のイルミネーション点灯式を盛り上げたいです。