NEWS 15 Jul 2018-TOPICS

月刊EXILE 2018.7月号 米野真理子さん対談

月刊EXILE 2018.7月号 米野真理子さん対談画像①

黒木啓司:今日はお酒をいろいろ教えてください。

米野真理子:はい、もちろんです。ここは、私がコンサルティングを行う“日本選抜”というお店で、焼酎や日本酒などがたくさん揃っています。今日は、その中でも九州のお酒を中心に紹介したいなと思っています。

啓司:ぜひお願いします。このお店はここで飲めて、ここで買えるんですよね?

米野:そうなんです。私がもともと、立ち飲みとかはしご酒が好きだということもあるんですが、なかなかお酒って1本買っても飲みきれないじゃないですか。そう思うと、好みのお酒を探しながら飲めるお店があってもいいんじゃないかと思って、50ccとか100ccなんかで量り売りして、気に入ったものがあれば、その場で買えるというお店をプロデュースしようと思ったんです。

啓司:面白いですね。

米野:飲食店にお酒を入れても、冷蔵設備が充実していなかったりして、商品管理が難しいんです。だからここは冷蔵のケースが並んでいる酒屋スタイルなんですけど、試し飲みもできる立ち飲みの形にしました。海外からのお客さんも多いので、フランチャイズしてアジアにも広めていきたいと考えています。

啓司:こうやって見させていただくと、日本酒の値段って幅広いんですね。

米野:そうですね。今は作り手である杜氏さんの世代交代が進んでいて、熱燗とぐい呑・とっくりが似合う昔ながらの味わいのものから、香りが華やかで旨味があって、フランス料理なんかと合わせられるような日本酒まで様々なタイプが出てきていて、ワイングラスで飲んだりもします。世界中で今、日本のお酒が人気で、希少なお酒になると値段も上がっていきます。

啓司:お酒のレベルも昔に比べると上がってますよね?

米野:そうですね。酔うためのお酒ではなく、香りや 料理と一緒に楽しむお酒になって来ています。30代〜40代の作り手も多くなって、大学で醸造を勉強した人や、ワイナリーで修行した人たちが日本酒を作っていたりもします。

啓司:そうなんですね。

米野:まず、九州の日本酒を試し飲みされますか?

啓司:ぜひお願いします!

米野:熊本の“花雪”をオススメしたいですが、福岡の筑水 17・天心、佐賀の鍋島、長崎の三ツ星本陣の5種類をご用意しました。啓司さんご出身の宮崎県の日本酒はなかなか県外に出回らないので切れていて申し訳ないですが……。

啓司:(順番に飲んで……)これ好き!

米野:嬉しい!熊本の花雪ですね。若い杜氏さんで、甘みがあってフルーティ。デザートや食後酒として飲んでいただいてもおもしろいですよね。

啓司:なるほど、こうやって飲み比べてみて初めて知りました、自分の好みを。僕は華やかなタイプの方が好きなんですね。

米野:淡麗辛口のお酒が流行っていた時期もあったんですけど、今は芳醇で甘口のものも流行っているんです。九州の暖かい地域で作ると旨味が濃くなりますし、味わい深い仕上がりになるんです。洋食などのクリームソースなんかに合うタイプも多いですね、最近は。

啓司:焼酎もいろんな種類があるんですね。

米野:鹿児島の芋焼酎、壱岐や大分の麦焼酎、米で作った熊本の球磨焼酎など飲み比べるのも面白いですよね。沖縄は泡盛ですし、奄美大島は黒糖焼酎なんかもあります。

啓司:米野さんはソムリエ協会の理事もされているじゃないですか。ワインも教えていただきたかったな。ワインスクールなんかも開催されているんですよね?

米野:そうなんです。いつもはホテルやお店で、スクールを開いています。実は先日も朝からブドウの芽かき作業を、スクールのみんなとしてきました。作業後は、ブドウの芽でピクルスを作ったり、シェフを呼んで、美味しい料理を食べながらワインを飲んで、グランピングを楽しんできました。

啓司:昨年、たまたま米野さん主催のクリスマスパーティをされている時に、近くにいたので小山薫堂さんに呼んでいただいたのですが、すごく素敵でした。

米野:ありがとうございます。

啓司:薫堂さんと同級生なんですよね?

米野:そうなんです。高校時代からの友人で、彼は昔からアイデアマンだったので、熊本県のアドバイザーを県からの依頼で引き受けることになったのですが、基本的に東京に居るので、熊本に居るなら代理人をやってくれないか?ということで、熊本でマネジメントを行なうことになりました。そうして、町おこしのお手伝いなどをしていた時に、熊本地震が起こり、一般社団法人 FOR KUMAMOTO PROJECTを発足することになりました。

啓司:僕たちも、熊本の子どもたちにダンスを教えることができて、逆にパワーをいただきました。

米野:子どもたちが本当にキラキラしていて、すごく素敵な時間になりました。小山さんの縁で啓司さん とも知り合いになれましたし、もっとたくさんの方に熊本の良さを知っていただきたいなと思います。

啓司:僕にできることがあれば、何でも言ってください。